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ぽっくり
ふりがな文庫
“ぽっくり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
木履
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木履
(逆引き)
乳呑子
(
ちのみご
)
のともし火を見て無邪気なる笑顔をつくりたる、四つ五つの子が隣の伯母さんに見せんとていと嬉しがる
木履
(
ぽっくり
)
の鼻緒、
唐縮緬
(
とうちりめん
)
の帯、いづれ赤ならざるはあらず。
わが幼時の美感
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
松影を透して、女中の箱屋を連れた雛妓は
木履
(
ぽっくり
)
を踏石に
宛
(
あ
)
て鳴らして帰って行くのが見えた。わたくしのいる窓に声の届きそうな
恰好
(
かっこう
)
の位置へ来ると、かの女は始めた。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
だから昼は
爪弾
(
つまび
)
きの音が流れ、夕めくと、店の前を芸妓の
木履
(
ぽっくり
)
の鈴が通り、金春の姐さんなどが、湯上がりの上ゲ
鬢
(
びん
)
を涼やかに見せて行くなど、濃厚な脂粉の気も漂うのだが
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぽっくり(木履)の例文をもっと
(13作品)
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“ぽっくり”の意味
《名詞》
女児向けの下駄。
《形容動詞》
細い物が簡単に折れるさま。
突然なくなるさま。
やわらかくふくらんでいるさま。
馬がゆっくり歩く音。
(出典:Wiktionary)
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