“ぼんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
凡夫97.4%
凡婦2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めければこれまた所々しよ/\の屋敷に出入もふえ段々だん/\と勝手も能成よくなり凡夫ぼんぷさかんなるときは神もたゝらずといふことむべなるかな各自仕合能光陰つきひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
諦めるにつけ悟るにつけ、さすがはまだ凡夫ぼんぷの身の悲しさに、珍々先生は昨日きのうと過ぎし青春の夢を思うともなく思い返す。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
男禁制の肌断ちのと、云わでものこと云いおるぞ! ……男禁制も肌断ちも承知の上でかかった恋、なんのとげいでおくものか! ……その後は凡婦ぼんぷに帰ろうとまま
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)