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ほったん
ふりがな文庫
“ほったん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
発端
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
発端
(逆引き)
突然清逸の注意は
母家
(
おもや
)
の茶の間の方に
牽
(
ひ
)
き曲げられた。ばかげて声高な純次に譲らないほど父の声も高く
尖
(
とが
)
っていた。言い争いの
発端
(
ほったん
)
は判らない。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
それは
謂
(
い
)
わばこの物語の
発端
(
ほったん
)
を
為
(
な
)
す所の、一
挿話
(
そうわ
)
に相違ないのだから、ここに簡単に
記
(
しる
)
して置くが、その時、舟は例の常盤木の蔭暗き岸辺に漂っていた。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それはともかく、この神秘な物語も、その
発端
(
ほったん
)
は一見平凡な
木見雪子
(
きみゆきこ
)
学士の行方不明事件から始まる。
四次元漂流
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ほったん(発端)の例文をもっと
(29作品)
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