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ほしくさ
ふりがな文庫
“ほしくさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乾草
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乾草
(逆引き)
馭者
(
ぎょしゃ
)
は橇の中で腰まで
乾草
(
ほしくさ
)
に埋め、
頸
(
くび
)
をすくめていた。若い、小柄な男だった。頬と鼻の先が霜で
赭
(
あか
)
くなっていた。
橇
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
それらの上﨟たちに仕えていた侍女、若党などの百何十人も、まわりに
乾草
(
ほしくさ
)
を高く積んだ四つの空家に押し籠められて、
一刻
(
いっとき
)
のまにみな焼き殺された。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その町の
端頭
(
はずれ
)
と思う、林道の入口の右側の角に当る……人は
棲
(
す
)
まぬらしい、
壊屋
(
こわれや
)
の横羽目に、
乾草
(
ほしくさ
)
、
粗朶
(
そだ
)
が
堆
(
うずたか
)
い。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(11作品)
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