“ほしぐさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乾草80.0%
干糧10.0%
糧草10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乾草ほしぐさつくりに手をかしたり、垣根をなおしたり、馬に水をのませに連れていったり、牝牛めうしを放牧場から駆りたてたり、冬の煖炉だんろに燃すまきをきったりした。
そして、自分が喰べ終るとすぐ外へ出て来て、こんどは二頭の馬に、干糧ほしぐさを飼っていた。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
馬には糧草ほしぐさを喰わせ、また、納戸部屋なんどべやのすみで、ただひとり刀をあらため、打粉うちこを打っているさむらいもあった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)