“ほおずきちょうちん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鬼灯提灯50.0%
酸漿提燈25.0%
鬼灯提燈25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高々と水に張出した櫓をけ、女主人お兼を中心に、店の者一統、出入りの衆、町内の誰彼れ、山の手の親類まで、ざっと四十人余り、鬼灯提灯ほおずきちょうちんをかけ連ねた下に、此世の終る日までも続きそうな
一寸ちょっとそこまで町を見に行って参りました」とお種は垣根の外から声を掛けた。お房は酸漿提燈ほおずきちょうちんを手にして、ず家へ入った。つづいて伯母も入って、そこへお菊を卸した。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
この店は馬喰町四丁目でしたが、後には小伝馬町こでんまちょう引移ひきうつして、飾提灯かざりちょうちん即ち盆提灯や鬼灯提燈ほおずきちょうちんを造った。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)