“ほうがんびいき”の漢字の書き方と例文
語句割合
判官贔屓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世には判官贔屓ほうがんびいきという言葉があるといって、よく、義経の悲劇的美化や同情に反駁はんばくする者もあるが、しかし、頼朝もずいぶん依怙贔屓えこひいきの強い方の人である。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三の散佚さんいつはあろうが、言うまでもなく、堂の内壁ないへきにめぐらしたやつの棚に満ちて、二代基衡もとひらのこの一切経いっさいきょう、一代清衡きよひら金銀泥一行きんぎんでいいちぎょうまぜがきの一切経、ならび判官贔屓ほうがんびいきの第一人者、三代秀衡ひでひら老雄の奉納した
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)