“ほうえいざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宝永山50.0%
寶永山50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宝永四年と云えば、富士が大暴れに暴れて、宝永山ほうえいざんが一夜に富士の横腹を蹴破っておどり出た年である。富士から八王子在の高尾までは、直径にして十里足らず。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ふるくは貞觀年間じようかんねんかんちかくは寶永四年ほうえいよねんにも噴火ふんかして、火口かこう下手しもて堆積たいせきした噴出物ふんしゆつぶつ寶永山ほうえいざん形作かたちづくつた。すなは成長期せいちようきにあつた少女時代しようじよじだい富士ふじ一人ひとり子持こもちになつたわけである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)