宝永山ほうえいざん)” の例文
旧字:寶永山
宝永四年と云えば、富士が大暴れに暴れて、宝永山ほうえいざんが一夜に富士の横腹を蹴破っておどり出た年である。富士から八王子在の高尾までは、直径にして十里足らず。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)