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べつかふ
ふりがな文庫
“べつかふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鼈甲
93.3%
龜甲
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼈甲
(逆引き)
鼈甲
(
べつかふ
)
の
櫛
(
くし
)
笄
(
かうがい
)
を円光の如くさしないて、地獄絵を
繍
(
ぬ
)
うた
襠
(
うちかけ
)
の
裳
(
もすそ
)
を長々とひきはえながら、天女のやうな
媚
(
こび
)
を
凝
(
こら
)
して、夢かとばかり眼の前へ現れた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
萬七の渡したのを見ると、
斑
(
ふ
)
の入つた
鼈甲
(
べつかふ
)
の
櫛
(
くし
)
。銀で
唐草
(
からくさ
)
を散らした、その頃にしては、この上もなく贅澤な品です。
銭形平次捕物控:024 平次女難
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
べつかふ(鼈甲)の例文をもっと
(14作品)
見る
龜甲
(逆引き)
「先を言つちやなほいけねえ、——飴色の
無疵
(
むきず
)
の
龜甲
(
べつかふ
)
の櫛、少し大振りなところを見ると、金のありあまる年増か女房の持ち物だ。——馬の爪で拵へた
擬
(
まが
)
ひ物と違つて、あれは安い
代物
(
しろもの
)
ぢやねえ」
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
べつかふ(龜甲)の例文をもっと
(1作品)
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