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べた
ふりがな文庫
“べた”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ベタ
語句
割合
下手
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下手
(逆引き)
なぜならば、実行に先立って議論が戦わされねばならぬ時期にあっては、労働者は極端に口
下手
(
べた
)
であったからである。彼らは知らず識らず代弁者にたよることを余儀なくされた。
宣言一つ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
絶えずそれを
羞恥
(
しゅうち
)
したごとく、彼のように短身
矮躯
(
わいく
)
で、かつ不具に近い近眼の
隻眼者
(
せきがんしゃ
)
で、その上に気むずかし屋の社交
下手
(
べた
)
であったことから、至るところ西洋の女性に
嫌
(
きら
)
われ通していた男が
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
こういうのでないと、よい出汁が出ないのであります。削り
下手
(
べた
)
なかつおぶしは、死んだ出汁が出ます。生きたいい出汁をつくるには、どうしても上等のよく切れる鉋を持たねばなりません。
日本料理の基礎観念
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
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(18作品)
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