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へきち
ふりがな文庫
“へきち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
僻地
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僻地
(逆引き)
もっとも、
殺伐
(
さつばつ
)
な戦場生活だの、
僻地
(
へきち
)
から
曠野
(
こうや
)
を
流浪
(
るろう
)
してきた身なので、よけいに、彼方の女性が美しく見えたのかもしれない。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此美人を此
僻地
(
へきち
)
に
出
(
いだ
)
すは
天公
(
てんこう
)
事を
解
(
げ
)
さゞるに似たりと
独
(
ひとり
)
歎息
(
たんそく
)
しつゝ
言
(
ものいは
)
んとししに、娘は
去来
(
いざ
)
とてふたゝび柴籠をせおひうちつれて立さりけり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
この谷が山間の一
僻地
(
へきち
)
で、
舟楫
(
しゅうしゅう
)
運輸の便があるでもなく、田野耕作の得があるでもなく、村々の大部分が高い米や塩を他の地方に仰ぎながらも
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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