トップ
>
ふくろだな
ふりがな文庫
“ふくろだな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
袋棚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袋棚
(逆引き)
私は獨り取り殘された。
途端
(
とたん
)
に、私は馬車の
袋棚
(
ふくろだな
)
の中にしまつておいた荷物を忘れて來たことに氣がついた。それを安全の爲めに袋棚に入れて置いたのだが。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
朝起きると、お庄は赤い
襷
(
たすき
)
をかけ、節のところの落ち窪むほどに肉づいた白い手を二の腕まで見せて塗り壁を拭いたり、床の間の見事な卓や、
袋棚
(
ふくろだな
)
の
蒔絵
(
まきえ
)
の
硯箱
(
すずりばこ
)
などに
絹拭巾
(
きぬぶきん
)
をかけたりした。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
木振賤
(
きぶりいやし
)
からぬ
二鉢
(
ふたはち
)
の梅の影を帯びて南縁の障子に
上
(
のぼ
)
り尽せる
日脚
(
ひざし
)
は、
袋棚
(
ふくろだな
)
に据ゑたる
福寿草
(
ふくじゆそう
)
の五六輪
咲揃
(
さきそろ
)
へる
葩
(
はなびら
)
に輝きつつ、更に唯継の身よりは光も出づらんやうに
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ふくろだな(袋棚)の例文をもっと
(5作品)
見る