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ふくりん
ふりがな文庫
“ふくりん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
覆輪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覆輪
(逆引き)
その
白金
(
はっきん
)
の
覆輪
(
ふくりん
)
がまた何よりも強く眼を
射
(
う
)
ったのである。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
翳
(
かざ
)
せばその手に、山も峰も映りそう。遠い樹立は花かと散り、頬に影さす緑の葉は、一枚ごとに
黄金
(
きん
)
の
覆輪
(
ふくりん
)
をかけたる色して、草の露と相照らす。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金砂子
(
きんすなご
)
の
覆輪
(
ふくりん
)
を取った
螺鈿鞍
(
らでんぐら
)
に、燃ゆるような
緋房
(
ひぶさ
)
をかけ、銀色の
轡
(
くつわ
)
に
紫白
(
しはく
)
の手綱。——甚内の眼は射られた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふくりん(覆輪)の例文をもっと
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