“びう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眉宇97.1%
郿塢1.4%
微雨1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実際、生絹はもはや難波なにわの里べで見た女とは変って、おもだち清く品は眉宇びうにあふれて青菜をあらうむかしの生絹の姿ではなかった。
荻吹く歌 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
董卓は早くも車駕を命じ、珠簾しゅれん宝台ほうだいに貂蝉を抱き乗せ、扈従こじゅうの兵馬一万に前後を守らせ、郿塢びうの仙境をさして、揺々ようようと発してしまった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
董太師とうたいし郿塢びうへ還る。——と聞えたので、長安の大道は、拝跪はいきする市民と、それを送る朝野ちょうやの貴人で埋まっていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三十一日、微雨びう、いよいよ読書にみょうなり。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)