“郿塢”の読み方と例文
読み方割合
びう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
董卓は早くも車駕を命じ、珠簾しゅれん宝台ほうだいに貂蝉を抱き乗せ、扈従こじゅうの兵馬一万に前後を守らせ、郿塢びうの仙境をさして、揺々ようようと発してしまった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
董太師とうたいし郿塢びうへ還る。——と聞えたので、長安の大道は、拝跪はいきする市民と、それを送る朝野ちょうやの貴人で埋まっていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郿塢びうの城には、董卓の一族と、日頃養いおいた大軍がいる。誰か進んでそれを掃討してくれる者はいないか」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)