“ひんみん”の漢字の書き方と例文
語句割合
貧民100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝにちか西禅院さいぜんゐん童僧どうそうとほりかゝり、唐詩選たうしせんにておぼえたる蛾眉山がびさんの文字をよみ、これは唐土からの物なりときゝて貧民ひんみんひろひて持かへり、さすがに唐土からの物ときゝてたきゞにもせざりしに
伝ふるところによれば、日本国中の学校のすうは、世界中のどの国の学校の数よりも多いといふことである。且つまた、農夫並びに貧民ひんみんさへ、少くとも読むことは出来るといふことである。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
文学者ぶんがくしやは一の社会問題しやくわいもんだいなり、貧民ひんみんが、僧侶ばうずが、娼妓しやうぎ社会問題しやくわいもんだいとなれる如く。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)