“ひらかわちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平河町83.3%
平川町16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……三番は、平河町ひらかわちょう騎射きしゃ人形、……四番は、山王町の剣に水車みずぐるま、……八番は、駿河町するがちょう春日龍神かすがりゅうじん、……十七番は、小網町こあみちょうの漁船の山車、……四十番が霊岸島れいがんじま八乙女やおとめ人形‥…
その当時、いわゆる公立の小学校は麹町の元園町に女学校というのがあり、平河町ひらかわちょうに平河小学校というのがあって、その附近に住んでいる我々はどちらかの学校へ通学しなければならないのであった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
四六君は麹町こうじまち平川町ひらかわちょうから永田町ながたちょうの裏通へとのぼる処に以前は実に幽邃ゆうすいな崖があったと話された。小波さざなみ先生も四六君も共々ともどもその頃は永田町なる故一六いちろく先生の邸宅にまだ部屋住へやずみの身であったのだ。