“ひょうちゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
漂着60.0%
憑着30.0%
漂著10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつもマッチやライターが手近にある生活になれていたので、この絶海ぜっかい孤島ことう漂着ひょうちゃくしても、そんなものすぐそばにあるようなさっかくをおこしたのだ。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だいたい、憑着ひょうちゃく性の強い人物というものは、一つの懐疑に捉えられてしまうと、ほとんど無意識に近い放心状態になって、その間に異様な偶発的動作が現われるものだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その風にって難破し、五六人の乗組の漁夫りょうしがみんな溺死して、その死体がそれから四五日もたってから隣村となりむらの海岸に漂著ひょうちゃくしましたが
少年と海 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)