“ひふきだけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
火吹竹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臺所だいどころ豪傑儕がうけつばら座敷方ざしきがた僭上せんじやう榮耀榮華えいえうえいぐわいきどほりはつし、しやて、緋縮緬小褄ひぢりめんこづままへ奪取ばひとれとて、竈將軍かまどしやうぐん押取おつとつた柄杓ひしやく采配さいはい火吹竹ひふきだけかひいて、鍋釜なべかま鎧武者よろひむしや
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
我もそを聞きて半黒を善きもののやうに思ひし事あり。またこの夜四辻にきたなき犢鼻褌ふんどし炮烙ほうろく火吹竹ひふきだけなど捨つるもあり。犢鼻褌のたぐいを捨つるは厄年の男女その厄を脱ぎ落すの意とかや。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「八、近頃は火吹竹ひふきだけの稽古だそうだな」
銭形平次捕物控:124 唖娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)