“ひので”の漢字の書き方と例文
語句割合
日出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然れども山水としてその最も上乗じょうじょうなるものは伊勢いせ二見ふたみうら日出ひのでけい、または Gillotジョオ 蒐集板画目録中に載せられたる三枚続にして、樹木茂りし丘陵の彼方かなたはるかに雪の富士巍然ぎぜんとしてそび
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
日出ひので後は、普通のカメラに切り換えるのである。この二つを使って、総計二千二百フィートの撮影をした。一秒二十四こまの普通廻転に換算すると、時間的には、十五万フィートの撮影に相当する。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
日出ひので前の水汲に素袷すあはせの襟元寒く、夜は村を埋めて了ふ程の虫の声。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)