“ひとにら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一睨88.9%
一白睨11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一睨ひとにらみすれば、わしにつかまれた、小雀こすずめではないか? おどしに掛けさえすれば、どんな言葉でも、拙者のいうことなら、受け容れる外にあるまい——さもなくば、恋も、夢もそれまで
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
ここが原本には眼目がんもくの見せ場なるが、実に残酷の絶頂に達せるものにて、一睨ひとにらみごとに手をつて喜ぶ見物すら下を向いて見ぬ位なれば、いくら出したくても出せなくなるは今のなり。
成吉思汗ジンギスカン (静かに起って行って)太陽汗タヤンカン! (一白睨ひとにらみで、虎は穏和しく立ち上り、木華里ムカリに続いて天幕の外に去る。月いよいよ照り返る)