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ひとちょく
ふりがな文庫
“ひとちょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一猪口
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一猪口
(逆引き)
お父様は
一猪口
(
ひとちょく
)
くらいしか召上らないので、私が
口取
(
くちと
)
りを食べている傍で、皆の様子を機嫌よく見ていられます。車夫もその日は優待です。お母様のおみやげは折詰でした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
珠運が一身
二一添作
(
にいちてんさく
)
の五も六もなく
出立
(
しゅったつ
)
が徳と極るであろうが、人情の
秤目
(
はかりめ
)
に
懸
(
かけ
)
ては、魂の
分銅
(
ふんどう
)
次第、
三五
(
さんご
)
が十八にもなりて
揚屋酒
(
あげやざけ
)
一猪口
(
ひとちょく
)
が
弗箱
(
ドルばこ
)
より重く、色には目なし無二
無三
(
むざん
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と其のうち
此方
(
こっち
)
へ膳を持って来て酒の燗を付け、月を見ながら
一猪口
(
ひとちょく
)
始めて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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