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ひとあと
ふりがな文庫
“ひとあと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
人後
40.0%
人跡
40.0%
人迹
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人後
(逆引き)
孝子は
気毒
(
きのどく
)
さに見ぬ振をしながらも、健のその
態度
(
やうす
)
をそれとなく見てゐた。そして訳もなく胸が迫つて、泣きたくなることがあつた。
其麽
(
そんな
)
時は、孝子は用もない帳簿などを
弄
(
いぢく
)
つて、
人後
(
ひとあと
)
まで残つた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ひとあと(人後)の例文をもっと
(2作品)
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人跡
(逆引き)
天
麗
(
うらら
)
かに晴れて、黄昏か、朝か、気
清
(
すず
)
しくして、仲秋のごとく澄渡った空に、日も月の形も見えない、たとえば
深山
(
みやま
)
にして
人跡
(
ひとあと
)
の絶えたる処と思うに、東西も分かず一筋およそ十四五町の間
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひとあと(人跡)の例文をもっと
(2作品)
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人迹
(逆引き)
お島は静かなその山のなかへ、ぐんぐん入っていった。誰の目にも触れたくはなかった。どこか
人迹
(
ひとあと
)
のたえたところで、思うさま泣いてみたいと思った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ひとあと(人迹)の例文をもっと
(1作品)
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