“ひつこん”の漢字の書き方と例文
語句割合
引込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京都へ程近ければ勿々なか/\危し何れにも片田舍かたゐなか引込ひつこんで外は工夫せんと思ひしが兎角とかく心落付ず彼是と考へ居たる中主も歸り來りければ靱負は主にむかひ當地は斯土地がらも能事ゆゑ上手なる易者えきしやあらずやと云ひければ主は點頭うなづき當所には名高なだか易者えきしやにて白水翁はくすゐおうと申ありまことに名人なりと云ひければ靱負ゆきへは大きに悦び然らば今日は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)