トップ
>
ひおうぎ
ふりがな文庫
“ひおうぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
檜扇
82.4%
射干
11.8%
檀扇
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
檜扇
(逆引き)
女は年の頃十八、九であろうか、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
を穿いていた。そうして上着は十二
単衣
(
ひとえ
)
であった。しかも胸には珠をかけ、手に
檜扇
(
ひおうぎ
)
を持っていた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひおうぎ(檜扇)の例文をもっと
(14作品)
見る
射干
(逆引き)
庭前に咲ける
射干
(
ひおうぎ
)
を根ながら掘りて左千夫の
家土産
(
いえづと
)
とす。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
ひおうぎ(射干)の例文をもっと
(2作品)
見る
檀扇
(逆引き)
(おしおはつぶやきつつ去る。雨の音さびしく、奥より玉虫は以前とかわりし白の着附、緋の袴、
小袿
(
こうちき
)
にて、
檀扇
(
ひおうぎ
)
を持ちていず。遠寺の鐘の声きこゆ。玉虫は鐘の音を指折りかぞえて独り語。)
平家蟹
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひおうぎ(檀扇)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひおうぎ”の意味
《名詞》
日本の宮中で用いられた木製の扇。
アヤメ科アヤメ属の多年草。葉は長く扇状に広がり、宮廷人が持つ檜扇に似ていることから命名されたとされる。別名烏扇。
「ヒオウギガイ」のこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひあふぎ
しゃかん
しゃが
ひあふき
おうぎ