“ばれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:バレン
語句割合
馬簾88.9%
馬連11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「立ん坊か」と云ったまま宗近君は駱駝らくだ膝掛ひざかけ馬簾ばれんをひねくり始めたが、やがて
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
同時に、このときを記念して、彼は、黒田家を象徴しょうちょうする軍旗と馬簾ばれんなどを新たに制定した。旗幟はたのぼりの印には、永楽通宝えいらくつうほうを黒地に白く抜き出した。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きな鼈甲べっこうぶちの眼鏡めがねを鼻の上にのせて、紫にあおいを白くぬいた和鞍わぐらや、朱房しゅぶさ馬連ばれん染革そめかわ手甲てっこうなどをいじっていた。