“ばいしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
媒酌51.6%
媒妁45.2%
媒灼3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不愍ふびんな者じゃ。亡き右府様になり代って、秀吉が改めて、媒酌ばいしゃくしてとらせる、生れかわった者として、山より迎えるがよい」
そうしてそのお蔭という訳でもないが、事実はやはりそのおかげに違いなかったであろう、私は間もなく社長の媒妁ばいしゃくで妻を迎えたのであった。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)
数日して某縉紳しんしんの子が十一娘に結婚を申しこむことになったが、普通の手段ではととのわないと思ったので、邑宰むらやくにんに頼んで媒灼ばいしゃくしてもらった。
封三娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)