“はなまき”の漢字の書き方と例文
語句割合
花巻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この地へ行くには花巻はなまきの停車場にて汽車をり、北上川きたかみがわを渡り、その川の支流さる石川いしがわたにつたいて、東の方へ入ること十三里、遠野の町に至る。山奥には珍しき繁華の地なり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
花巻はなまきグランド電柱でんちゆう
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
花巻はなまきより十余里の路上には町場まちば三ヶ所あり。その他はただ青き山と原野なり。人煙の稀少きしょうなること北海道石狩いしかりの平野よりもはなはだし。或いは新道なるが故に民居の来たりける者少なきか。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)