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のろしづつ
ふりがな文庫
“のろしづつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狼煙筒
50.0%
狼烟筒
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狼煙筒
(逆引き)
竹童、龍太郎から受けとった
狼煙筒
(
のろしづつ
)
を、ふところに
納
(
おさ
)
めると、またまえにでてきた
笹叢
(
ささむら
)
のなかへ、ガサガサと
熊
(
くま
)
の子のように姿をかくしてしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かたわらの
狼煙筒
(
のろしづつ
)
へ火を落すと、
轟音
(
ごうおん
)
一声、門楼の宙天に黄いろい煙の傘がひらいた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹童は、やっと片手をふところへ入れて、龍太郎から
渡
(
わた
)
されてきた、
狼煙筒
(
のろしづつ
)
をかたくつかんだ。そして、
鷲
(
わし
)
の腹がちょうどその火の上へ
舞
(
ま
)
いめぐってきたとたんに、ポーンと下へ投げおとした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と龍太郎が、
狼煙筒
(
のろしづつ
)
を、竹童の手へわたして
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
のろしづつ(狼煙筒)の例文をもっと
(2作品)
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狼烟筒
(逆引き)
また、明らかに、城中の兵が、どこか一方から、城外へ出て来るなと見たら——それ、そこにある
狼烟筒
(
のろしづつ
)
にすぐ火縄を投げこんで、それから殿さまのところへ駈けてゆけ
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その下に、
古脚絆
(
ふるきゃはん
)
、
布
(
ぬの
)
わらじ、一本の刀、火打石、
狼烟筒
(
のろしづつ
)
などが、一まとめに揃えてある。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
背に、
狼烟筒
(
のろしづつ
)
や火薬をくるんだ
網
(
あみ
)
風呂敷を斜めに負い、足に
脚絆
(
きゃはん
)
布草鞋
(
ぬのわらじ
)
をつけて。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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