“狼烟筒”の読み方と例文
読み方割合
のろしづつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、明らかに、城中の兵が、どこか一方から、城外へ出て来るなと見たら——それ、そこにある狼烟筒のろしづつにすぐ火縄を投げこんで、それから殿さまのところへ駈けてゆけ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その下に、古脚絆ふるきゃはんぬのわらじ、一本の刀、火打石、狼烟筒のろしづつなどが、一まとめに揃えてある。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
背に、狼烟筒のろしづつや火薬をくるんだあみ風呂敷を斜めに負い、足に脚絆きゃはん布草鞋ぬのわらじをつけて。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)