“のりうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乘打50.0%
乗打50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取建四方の道筋みちすぢへは與力同心等晝夜出役して往來わうらいの旅人うま駕籠かご乘打のりうちを禁じ頭巾づきん頬冠ほゝかぶりをも制し嚴重に警固せり天一坊方にては此樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さげて居給へり元來もとよりたくみし事なれば天一坊の乘物も此日は此長持に引添ひきそひて來り天一坊は駕籠の中よりこゑかけ酒井殿乘打のりうち御免ごめんと云捨て馳拔はせぬけければ思はずも雅樂頭殿には天一坊にまで下座を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
附近の百姓どもは武蔵塚の前を馬で乗打のりうちすると、きっと落馬するといってひどく怖がっていました。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)