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のうやくしや
ふりがな文庫
“のうやくしや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
能役者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
能役者
(逆引き)
「金之丞は
能役者
(
のうやくしや
)
崩れで身が輕いから、物干からお内儀を突き落して、すぐ自分も飛降りたのだよ。深い素足の足跡はその時ついたのだ」
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
能役者
(
のうやくしや
)
は、
木曾
(
きそ
)
の
中津川
(
なかつがは
)
に
避暑中
(
ひしよちう
)
だつたが、
猿樂町
(
さるがくちやう
)
の
住居
(
すまひ
)
はもとより、
寶生
(
はうしやう
)
の
舞臺
(
ぶたい
)
をはじめ、
芝
(
しば
)
の
琴平町
(
ことひらちやう
)
に、
意氣
(
いき
)
な
稽古所
(
けいこじよ
)
の
二階屋
(
にかいや
)
があつたが、それもこれも
皆
(
みな
)
灰燼
(
くわいじん
)
して
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私の祖父樣——つまり板屋家の先代順三郎樣の
謠
(
うたひ
)
の師匠で、もとは
能役者
(
のうやくしや
)
だとか申しますが、四年前から板屋家に入つて、祖父樣が亡くなつた後は、親類のやうな、用人のやうな
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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