“にんのう”の漢字の書き方と例文
語句割合
人皇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人皇にんのう十五、六代の頃に明らかに見える。が、紀記ともに其処そこは仮託が多いと思われる。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
人皇にんのう百十一代霊元天皇の延宝五年丁巳ひのとみ霜月しもつき初旬に及んで其業おわるや、京師の本山より貧道ひんどうを招き開山住持じゅうじの事を附属せむとす。貧道、寡聞かもん浅学の故を以て固辞再三に及べども不聴ゆるさず
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
人皇にんのう三十七代孝徳天皇の大化元年十二月の大晦日に、大和の国の岡本というところの都を難波の国の長柄ながらの豊崎に移したところ、大和の鼠も一しょに引越してきたそうだ。鼠にも世帯道具があってな。