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にじいろ
ふりがな文庫
“にじいろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
虹色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虹色
(逆引き)
虹色
(
にじいろ
)
に染められた霧の気流がくるめく空に、
黄昏
(
たそが
)
れと、方角を知るのみで、やがて全軍は、山の見えない山の中に、ただ赤々と、火を
焚
(
た
)
いて、夜を
更
(
ふ
)
かしていた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると、その
虹色
(
にじいろ
)
をした汚れた
古硝子
(
ふるガラス
)
のうえの光の乱反射の中に、曾て生あるものとして、または肖像画として彼の眼に触れた、見覚えのある面影が浮かぶのであった。
紅い花
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
水色
(
みづいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、
虹色
(
にじいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、
怪獸
(
シメエル
)
の眼に浮ぶあやしい色、水色の
薔薇
(
ばら
)
の花、おまへの
瞼
(
まぶた
)
を少しおあげ、
怪獸
(
シメエル
)
よ、おまへは
面
(
めん
)
と向つて、ぢつと眼と眼と合せるのが
恐
(
こは
)
いのか、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
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