“なんきんまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
南京豆84.6%
落花生15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大事ないどすやろえ、お縁の……裏の処には、蜜柑みかんの皮やら、南京豆なんきんまめの袋やら、掃き寄せてあったよってにな。」
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
わずかにでた南京豆なんきんまめの芽が豆をかぶつたままで鉢の中に五つばかり並んで居る。渾沌こんとん。(五月三十一日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
松太郎の通行とほる度、店先にゐさへすれば、屹度この眼で調戯からかふ。落花生なんきんまめの殻を投げることもある。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
落花生なんきんまめ (脱皮) 七・五〇 二四・五〇 五〇・五〇 一一・七〇 四・〇〇 一・八〇
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)