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なつぼう
ふりがな文庫
“なつぼう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夏帽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏帽
(逆引き)
普通のことでは面白くないから、何か特別な事をして見たいというので、髪の毛を伸ばして見たり、冬
夏帽
(
なつぼう
)
を
被
(
かぶ
)
って見たり——それは
此処
(
ここ
)
の生徒などにもよくある。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
代助は
昨夕
(
ゆふべ
)
の反動で、此陽気な空気の
中
(
なか
)
に
落
(
お
)
ちる自分の
黒
(
くろ
)
い
影
(
かげ
)
が
苦
(
く
)
になつた。
広
(
ひろ
)
い
鍔
(
つば
)
の
夏帽
(
なつぼう
)
を
被
(
かぶ
)
りながら、早く
雨季
(
うき
)
に入れば
好
(
い
)
いと云ふ心持があつた。其
雨季
(
うき
)
はもう二三
日
(
にち
)
の
眼前
(
がんぜん
)
に
逼
(
せま
)
つてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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