トップ
>
なごりを
ふりがな文庫
“なごりを”の漢字の書き方と例文
語句
割合
名残惜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名残惜
(逆引き)
今は銀之助も
名残惜
(
なごりを
)
しいやうな気に成つて、着た儘の
襯衣
(
シャツ
)
とズボン下とを
寝衣
(
ねまき
)
がはりに、宿直の蒲団の中へ笑ひ乍ら潜り込んだ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
名残惜
(
なごりを
)
しいやうな気に成つて、
冷
(
つめた
)
く
心地
(
こゝろもち
)
の好い朝の空気を呼吸し乍ら、やゝしばらく眺め入つて居たが、不図胸に浮んだは蓮太郎の『懴悔録』、開巻第一章
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『皆さんも
最早
(
もう
)
十五六——
万更
(
まんざら
)
世情
(
ものごゝろ
)
を知らないといふ
年齢
(
とし
)
でも有ません。
何卒
(
どうぞ
)
私の言ふことを
克
(
よ
)
く
記憶
(
おぼ
)
えて置いて下さい。』と丑松は
名残惜
(
なごりを
)
しさうに言葉を
継
(
つ
)
いだ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
なごりを(名残惜)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
なごりお
なごりおし