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なぎたお
ふりがな文庫
“なぎたお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薙倒
80.0%
薙仆
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薙倒
(逆引き)
五日市まではなにごともないが、汽車が
己斐
(
こい
)
駅に入る頃から、窓の外にもう戦禍の跡が少しずつ展望される。山の傾斜に松の木がゴロゴロと
薙倒
(
なぎたお
)
されているのも、あの時の
震駭
(
しんがい
)
を物語っているようだ。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
「こんな大風は、もの心ついてから覚えがないわ」けろりと晴れた翌る日の青い空を仰ぎながら、町の人々は、倒壊した人家だの、流された橋の跡だの、巨木の
薙倒
(
なぎたお
)
された並木などを見て歩いていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なぎたお(薙倒)の例文をもっと
(4作品)
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薙仆
(逆引き)
その
言
(
ことば
)
の
訖
(
お
)
わらざるに、車は
凸凹路
(
でこぼこみち
)
を踏みて、がたくりんと
跌
(
つまず
)
きぬ。
老夫
(
おやじ
)
は横様に
薙仆
(
なぎたお
)
されて、半ば
禿
(
は
)
げたる
法然頭
(
ほうねんあたま
)
はどっさりと美人の膝に
枕
(
まくら
)
せり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なぎたお(薙仆)の例文をもっと
(1作品)
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