“なかばごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
半頃71.4%
中旬頃28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治の半頃なかばごろまでさしも繁昌を極めた「阿波藍」にも大きな敵が現れました。化学は染めやすい人造藍を考え出しこれを安く売りさばきました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
やす子の様子が怪しく思われはじめたのは九月半頃なかばごろからでしたが、でもこれは私の邪推だと思つて我慢をしておりました。
殺人鬼 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
なし居たり然るに其年十月中旬頃なかばごろ年の頃二十四五歳色白にして鼻筋通はなすぢとほりし男と又元服は致し居れども未だ十八九共云べきいと美麗あでやかなる器量の女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
四月の中旬頃なかばごろからどっと寝て居ります、飯もろく/\たべられない位で困ります、お前さんもあれぎり来ないのはあんまひどいじゃアありませんか、わたくしも飯島さんのところ