“とりおこな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執行82.4%
取行11.8%
所理5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
執行とりおこなわれていた一つの祭典の名としては少しく精確でないこと、さらに言うならば『古事記』などのように、ただ「嘗」という一字を書いても
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
だが大蛇おろちは大阪の実業家のやうに、土木技師に賄賂わいろを使ふ事を知らないので、石除は何の遠慮もなく取行とりおこなはれた。お蔭で大蛇おろちはその頃から棲むうちが無くなつてしまつた。
治めなかったので一家の会計はわかい麟太郎が所理とりおこなわなければならなかった。
開運の鼓 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)