“とほざか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
遠離40.0%
遠去20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつと御顏を見上げ居たりしが、『久しく御前にとほざかりたれば、餘りの御懷おんなつかししさに病餘の身をも顧みず、先刻遠侍とほざむらひに伺候致せしが、幸にして御拜顏の折を得て、時頼身にとりて恐悦の至りに候』
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
それらは私の足音が遠離とほざかればまたわけの分らぬ陰濕な會話で靜寂を領するやうに思はれた。
闇への書 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
四方に電車が別れ別れに遠去とほざかるとき
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)