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とうゆ
ふりがな文庫
“とうゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
桐油
81.1%
桐油紙
18.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桐油
(逆引き)
極彩色、生け彩色、俗にいう
桐油
(
とうゆ
)
彩色など。その彩色に属するもので、
細金
(
ほそがね
)
というのがある。これは細金で模様を置くのである。
描
(
か
)
くとはいえない。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
子供の旅立ちを見送りに来た親たちに、顔を見せると、すぐに
桐油
(
とうゆ
)
布を
被
(
かぶ
)
せてしまって、子供たちに里心を起させないようにしたという、みじめさだ。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
とうゆ(桐油)の例文をもっと
(30作品)
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桐油紙
(逆引き)
耀蔵が手をたたくと、ほかの者が、彼女の見ている前で、外箱を造り、二重に入れて、
桐油紙
(
とうゆ
)
づつみに縄をかけた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、ただ心のうちで、浮世のドン底に
棲
(
す
)
む人々の美しい心を伏し拝みながら、
桐油紙
(
とうゆ
)
ぐるみの脇差を袖にかかえ、万吉と一緒にその路次から
忍
(
しの
)
び忍びに歩きだした。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とうゆ(桐油紙)の例文をもっと
(7作品)
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