“とうおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
湯王66.7%
闘鴨33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儒者の山崎闇斎やまざきあんさいは、シナの歴史にある有名な革命史実を嫌らつて、いん湯王とうおうが、桀王けつおうを放逐したり、周の武士が殷の紂王ちゅうおうを討つた革命を非難し
お名まえは夏の禹王うおうよりも高く聞え御徳はいん湯王とうおうよりもまさつているというべきであります。
珠玉、金銀、織物、陶器、犀角さいかく玳瑁たいまい翡翠ひすい珊瑚さんご孔雀くじゃく闘鴨とうおう鳴鶏めいけい、世の七宝百珍にあらざる物はない。そしてそれは金鞍きんあんの白馬百頭の背に美しく積まれて、江岸の客船まで送りとどけられた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)