“てまは”の漢字の書き方と例文
語句割合
手廻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いづれに居らるゝやといひければ亭主八五郎然ればなり其病人と申は多分たぶん今晩こんばん旅人りよじんに怪我のあるはずゆゑ急度きつと今に參るならんといふに醫師は大いに不審いぶかり然樣か夫は餘り手廻てまはすぎたりシテ其怪我人のあらんと云事は如何のわけなりやと申ければ八五郎は浪人夫婦の事より後藤半四郎がたすけ馳着はせつけし始末等委細ゐさいに物語りなどして居たりしが亭主は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)