“てほん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手本61.5%
亀鑑30.8%
臨本7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ですからその一だいあいだには、りっぱな武勇ぶゆうはなしかずしれずあって、それがみんなのち武士ぶしたちのお手本てほんになったのでした。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
常に正々堂々として世の亀鑑てほんとなり、しかもその勇気は、撓まず滅せず、いやさらに燃えさかるのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「出来不出来は臨本てほん次第で、一たん筆を執った上は、私の儘にもなりません」
芳年写生帖 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)