“てっこつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄骨75.0%
徹骨25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やや中ごろまでのぼってくると、道は二股ふたまたに分れて右をあおぐと、石壁いしかべどう鉄骨てっこつ鐘楼しょうろうがみえ、左をあおぐと、松のあいだにあか楼門ろうもんがそびえていた。燕作はひだりの朱門あかもんへさしてけのぼった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一方には彼等を網羅してこれを諭し、その古来徹骨てっこつもうひらきて我主義に同化せしめんとの本願なれば、四面暗黒の世の中にひとり文明の炬火きょかを点じて方向を示し、百難をおかしてただ前進するのみ。