“つみほろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罪滅55.6%
罪亡44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きッと悪事の足は洗うつもり——そしてその罪滅つみほろぼしに、及ばずながら弦之丞様が望みを遂げなさるまで、この身をにしてもいいとまで、ひとりで覚悟をしております
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっとも、紅子と素六とは、せい兄さんも話せるようになった、だがこれは日頃の罪滅つみほろぼしの心算つもりなんだろう、なんてらずぐちを叩きながら、盛んにポリポリやってたようだ」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「だから、罪亡つみほろぼしにならアなあ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
君の犯した罪亡つみほろぼしに、たった一言云ってくれ給え。君の一言で、歴史上に前例もない様な恐ろしい大犯罪を未然に防ぐことが出来るのだ。お願いだ。小雪さん。……オヤ、どうかしたのか。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)