“つみほろぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罪滅76.9%
罪亡15.4%
罪障消滅7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あはれげな歌を歌ひ、鈴振鳴らし、長途の艱難を修行の生命いのちにして、日に焼けて罪滅つみほろぼし顔な巡礼の親子もあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
すると閣下は二三日考えた後、僕を横取りした罪亡つみほろぼしに二人の中何方か人物の好い方に定めてやる努力をしたいと言い出した。余程気に病んでいるのらしい。僕に参謀として働けと言うんだ。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
今までの悪業あくごう罪障消滅つみほろぼしの為に頭を剃りこぼって、の様な辛苦修行でもし、カン/\坊主に成って今迄の罪をほろぼさなくっちゃアく処へも往かれねえから、己の事は諦めて呉れとはいいましたが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)