トップ
>
つまさ
ふりがな文庫
“つまさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
爪先
85.7%
爪尖
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爪先
(逆引き)
そのへんからもう下り道になってもよさそうな時分だのに、いつまでもそれが
爪先
(
つまさ
)
き上りになっていて、私たちはその村の中心からはますます反対の方へ向いつつあるような気がしてきた。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
それから、
爪先
(
つまさ
)
き立ちで戸口へ近づき、ドアをそっとあけて、下の階段に聞き耳を立てた。彼の心臓は恐ろしいほど鼓動した。けれど階段は、誰も彼も寝てしまったように、しんとしている。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
つまさ(爪先)の例文をもっと
(6作品)
見る
爪尖
(逆引き)
月の
雫
(
しずく
)
がかかったような、
裾
(
すそ
)
は
捌
(
さば
)
けず、しっとりと
爪尖
(
つまさ
)
き
軽
(
かろ
)
く、ものの居て腰を捧げて進むるごとく、底の知れない座敷をうしろに、
果
(
はて
)
なき夜の暗さを引いたが、
歩行
(
ある
)
くともなく立寄って
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまさ(爪尖)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
つまさき
つまきき
つめさき
トー